思ったより小さかった甲子園
タイガースの最終戦となってしまった日
敵チームを応援している人と甲子園に行った
その人は関西出身で最後小学生の時に甲子園に行ったあと数十年ぶりの甲子園
外野席に着くと一言
思ったより小さいな
そのあとも
テレビの方がよく見える
とか
席が狭い
とか
散々文句を言っていた
私は甲子園にいるというだけで感動してたし
応援できる喜びを心から感謝していたから
なにを言ってるんだろと不服に思ってた
でもその人は最後に
来年も甲子園行こか
と言った
言葉と裏腹楽しかったわけだ
私は甲子園は夢の宝箱だと思ってる
もちろんこの前みたいに終戦というあまりにも悲しい舞台にもなってしまうこともあるけれど
知らない者同志が集まって贔屓のチームの選手の応援歌を歌い、打てば喜び、勝てば共に歓声をあげる
もちろん打てない守れない勝てないとか負の事象が続けば大きなため息、罵声が飛ぶ
それでも全てひっくるめて私は夢の宝箱だと思う
だからこそ文句を垂れてた人にも
また行こかと言わせてしまう
甲子園の魅力はハンパないのだ