勝ち負けをつけない生き方を
人生は勝ち負けをつけてしまいがちで
昔、勝ち組なんて言葉もあったくらいだ
スポーツの勝利は自ずと結果が出るから、はっきりするわけだけど
人生の勝ち負けなんて結局本人の思いに尽きると思う
見た目は負けているようでも、本人がこれで良かった、満足してるなら、勝ちでいいだろう
でも満足って妥協も入るから難しい
その妥協も含めての満足ならいいのだろうな
人は、いや人にもよるだろうけれど
たいてい1つのことをクリアすると
さあ、次へと上を目指すものだ
目指すものがあるうちはまだ、勝ち負けはつかない
目指すものがなくなった時、初めて人生の本当の勝ち負けがわかるときなのかもしれないけれど、それは究極、死を迎えるときだと思う
例えば野球選手でも引退したら、人生の一区切りだろうけど、まだ続きはあるわけで
もちろん、現役時代がどうだったかは、どうしても他人が評価してしまうが、最終本人が納得できたものであればどんな選手も勝ちでいいだろう
でも引退後の生き方も一野球選手として続いていくものだと思う
勝ち負けをつけるのはスポーツだけにしよう
自分の勝ち負けは死ぬときまでおあずけ
できれば勝ちで終わりたいが
負けでもいい
と私は思う